キンパこんにちは、日韓夫婦歴13年のキンパです!
韓国人男性は恋人時代にとても優しく、まめな人が多いと言われますよね。
ですが、
結婚したらどうなるの?
変わらず優しい?
このように気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、日韓夫婦である私が、
✔韓国人男性が結婚後にどのように変化するのか
✔家事や夫婦の関係
✔家族との付き合い方
などを詳しく紹介します。
恋人時代との違いを知っておくことで、結婚生活をより円満に過ごせるヒントが見つかるはずですよ。
韓国人男性の優しさは結婚後どう変わる?


連絡がマメで優しいイメージのある韓国人男性…結婚後はどのように変わるのでしょうか?
個人差がありますが、一般的な傾向をまとめました。
恋人時代の情熱が「家族愛」に変わる
恋人時代は毎日のようにメッセージを送り、サプライズをしてくれた彼も、結婚後は少し落ち着く傾向があります。



日本人男性でも同じかもしれませんね
これは「冷めた」のではなく、恋愛のエネルギーが“家族を守る責任感”に変わるから。
韓国では「夫=一家の大黒柱」という考えがまだ根強く残っていて、「安定した生活を作ること」が愛情表現の一つとされています。
仕事を頑張ったり、将来の貯金を考えたりと、現実的な部分で支えようとするのが韓国人男性らしい愛の形です。
私たち夫婦の場合…
✔遠距離恋愛を終えて同居するようになったので連絡頻度は減。
✔「何してる?」の電話は勤務中でもあり(韓国あるある)
✔お金の使い方は恋愛時代と変化なく、私の方から節約を提案したくらい
外では理想の夫、家ではリラックスモード
韓国では「外でどう見られるか」をとても大事にする文化があります。
そのため、外出先や職場の集まりでは、周囲に「素敵な夫婦」と見られるように気を配る人が多い気がしますね。



新婚の頃はペアルック着てたなあ
余談ですが、夫婦や家族でお揃いの服や靴を身に付ける韓国人って多いんですけど、このように着飾ることで良好な関係性を表現するのも特徴的です。
結婚前は情熱的だった韓国人男性も、家に帰ると気を抜いて静かになったり、スマホを見てばかりというケースもあるかもしれません。



このくらいの変化は人種問わず、万国共通な気もしますが。
女性から見ると「態度が変わった?」と感じるかもしれませんが、男性にとって家庭は“安心できる場所”であり、リラックスの証拠ともいえます。
我が家の場合:基本的には優しい



上記の内容を踏まえて私たち夫婦の場合をお話ししますね!
結婚後のうちの旦那さんは、基本的に優しいです。
重い荷物は持つとか、力仕事は率先してするとか、やはり文化として根付いているレディーファーストな部分は変わっていません。
ただ、「結婚前の恋愛モードな優しさ」とは変わって、「落ち着いた優しさ」という感じですかね。
結婚したとたんに「釣った魚にエサはやらない」的な変化はありませんでした。
結婚後の愛情表現と夫婦の付き合い方


恋愛においては積極的で情熱的なアプローチをする韓国人男性が多いですが、結婚後の愛情表現はどうなるのでしょうか?
言葉より行動で愛を示すタイプが多い
韓国人男性は恋人時代はロマンチックな言葉が多いですよね。
個人の性格によるところは大きいですが、結婚後は「言葉より行動」で愛を伝えるという変化もめずらしくありません。
たとえば、
・仕事の送り迎えをしてくれる
・体調を気にかけて薬を買ってくる
・家電を修理してくれる
といった“さりげないサポート”が愛情の表れです。
私たち夫婦の場合…
韓国暮らしなので、どうしても韓国人夫に頼る部分が多い我が家。
夫自身も、結婚したことで私を韓国に移住させた責任を感じていたようで、生活に不便が無いように色々と気を遣ってくれました。



仕事辞めて、友達・家族とも離れて韓国に来てくれたし、そりゃ責任を感じるよね~。
意見の違いは“率直に伝える”のが大切
韓国では感情表現がストレートな文化です。
日本人のように「察してほしい」と思っても、相手には伝わりません。
不満があるときは、やんわりでも言葉にする方が理解されやすいです。
むしろ、率直に話し合うことで「信頼してくれている」と感じる男性も多いです。



夫婦とはいえ、人種も性別も違いますから、表情や態度で気持ちが伝わるとは思わない方が良いかも。
私は直接言うのが苦手な性格ですけど、なるべく言うようにしてます!
韓国の文化・家族観が夫婦関係に影響する


結婚と切っても切り離せないのが義実家との関係作り。
夫婦関係への影響は無視できない部分ですので、くわしくご紹介します!
義両親との関係は「日本以上に密」
韓国では、結婚後の“家族付き合い”がとても重要です。
お正月(ソルラル)や秋夕(チュソク)などの名節には、夫の実家に帰省し、妻が義母と一緒に料理を作るのが伝統的なスタイル。
最近は都市部を中心に共働き夫婦も増え、形式がゆるくなってきましたが、それでも「嫁としての役割」を求められることも少なくありません。



我が家の場合、嫁としての仕事は多くありませんが、大きな連休には2.3泊するのが『親孝行』。
気疲れするけど仕方ないですね。
家庭によっては、一日中、料理の手伝いと皿洗いというお嫁さんも少なくないようです。
私は人見知りなので、義家族との歓談より、黙々と与えられた仕事をこなす方がラクですけどね~。
「家族優先」の文化が強い
韓国社会では“家族の絆”が非常に重視されます。
そのため、休日に親戚が集まったり、家族イベントが多かったりと、日本よりも「親族単位」で動く機会が多いのが特徴です。
夫が「親と一緒に行こう」「家族で旅行しよう」と言うのも自然な流れ。
ただ、日本人女性からすると「新婚なのに2人の時間が少ない…」と感じることも。



特に、義実家が近いと頻繁に集まることになるので、なかなかゆっくり週末を過ごせなかったりするんですよね~
とはいえ、これも各家庭によります。
また、夫婦二人の時間を大事にしたいのであれば、相手に伝えてみるのも大事かなと思いますよ!
日韓夫婦ならではの違いと注意点


つぎに、日韓夫婦ならではの結婚生活の注意点についていくつかご紹介します。
政治・歴史の話題には注意
韓国人男性本人は日本に親しみを持っていても、親世代は反日感情を抱えている場合もあります。
竹島(独島)問題や過去の歴史問題など、ニュース番組で取り上げられると、食事中の空気が一変することも珍しくありません。
夫婦間では気軽に意見を言い合えても、義家族の前では政治や歴史の話題は避けるのが無難です。
軽い一言が誤解を招いてしまうケースもあるからです。



韓国では家族間でよく政治の話をします。
日韓関係が悪化している時期は義両親も言葉少なく、政治の話題を避けているような感じでした。
国のトップが交代するごとに日韓関係が良くなったり悪くなったりしますからね。
正直、日韓夫婦には悩ましい現象です。
スポーツ(日韓戦など)の“熱量の差”
サッカーや野球などの日韓戦では、韓国人男性はまるで国の代表戦を応援するような熱気を見せます。
「勝ち負け=国家の誇り」という意識が強く、テレビの前で叫ぶ人も。



スポーツバーも大盛り上がりしますよ
日本人の「スポーツはスポーツ」という感覚とは温度差があり、初めて見るとちょっと引いてしまうこともあるかもしれません。



特にサッカーの日韓戦は大盛り上がり。面倒なので私はサッカーに興味ないフリしてます。内心は日本が勝つともちろん嬉しいんですけどね。
「日本人女性」への固定観念も影響
多くの韓国人男性は「日本人女性=控えめで優しい」というイメージを持っています。
そのため、結婚後も「妻が家事をする」「夫を立てる」といった“伝統的な女性像”を期待する男性もいます。
もちろん、最近は共働きが増えて価値観も変化していますが、「思いやりのある女性でいてほしい」という意識は強く残っています。



夫は、日本人との国際結婚を職場で羨ましがられることもあるようです。
あと、日本人女性を紹介してとお願いされることもあるとか。
日本人女性との結婚を夢見る韓国人男性もいるようですが、これは結婚文化の違いも大きく影響しているようです。
こちらの記事にくわしくご紹介しています↓


まとめ|違いを理解すれば、韓国人夫はとても誠実なパートナー


今回は、韓国人男性は結婚するとどう変化するかについて詳しくまとめました。
韓国人男性は結婚後も家族想いで責任感が強く、妻を大切にする誠実なパートナーになる人が多いです。
ただし、文化や政治、義家族との関係など、日本人女性にとっては“予想外の壁”に感じる部分もあります。



一方で、共感しあえる部分も多いのも韓国人なんですよね~
文化の違いは前もって理解し、お互いの価値観を尊重しながら歩んでいけば、国を超えた絆を築けるのが日韓夫婦の魅力です。




